「貸す施設」から、「通いたくなる場所」へ
地域住民のためのコミュニティ施設は、空間があるだけでは人が集まり続ける場所にはなりません。特に高齢者をはじめとした地域住民にとっては、「何ができるのか」だけでなく、「また来たい」と思える理由があることが、継続的な利用につながります。
本町コミュニティセンターでも、地域住民や高齢者を主な利用者とする方向性は定まっていたものの、どのようなプログラムを、どの頻度で提供すれば日常的に利用される施設になるのか、運営の全体設計が課題となっていました。
B-connectは、コミュニティ・スタジオ拠点としての可能性を引き出し、地域の暮らしに自然と溶け込む施設づくりを目指しました。
地域の日常に寄り添うプログラムをデザイン
目指したのは、イベントを開催することではなく、「通う習慣」が生まれる仕組みをつくることです。
健康づくりや運動習慣はもちろん、人との交流や日々の楽しみにもつながるよう、地域住民のライフスタイルに合わせたプログラムを設計。あわせて講師のアサイン、運営フロー、参加しやすい導線までを一体で構築し、無理なく継続できるスタジオ運営モデルを整えました。
人が心身を整え、顔なじみと出会い、自然と会話が生まれる。そんな日常の積み重ねが、コミュニティの土台になると考えたからです。
人が集い続けることで、地域のつながりが育つ
コミュニティ施設の価値は、利用者数だけでは測れません。「いつもの場所」として暮らしに根づき、人が自然と集まり、つながりが育まれていくこと。その積み重ねが、地域コミュニティの活性化や健康づくりにつながり、施設そのものの価値を高めていきます。本プロジェクトでは、本町コミュニティセンターを、地域住民が安心して通い続けられる場として位置づけ、継続利用を見据えた運営基盤を構築しました。空間を活用するだけでなく、人が集まり続ける仕組みをデザインすることで、地域に愛されるコミュニティ施設づくりを支えています。
B-connectは、公共施設やコミュニティ拠点において、地域特性や利用者ニーズに合わせたプログラム設計から運営体制の構築まで一貫して支援します。人が「整う」体験をきっかけに、人と人とのつながりを育み、地域に長く愛される施設づくりを通じて、持続可能なコミュニティの形成に貢献しています。
対象空間・エリア:渋谷区本町コミュニティセンター
提供サービス:パブリック・コネクト事業
企画・プロデュース/コンテンツプログラム提供